下肢閉塞性動脈硬化症の症状は重症度によってⅠ度からⅣ度に分類されます。
足の動脈の狭窄・閉塞があっても自覚症状のない場合があります。時に、足の冷感やしびれ感を認めます。
一定の距離を歩くとふくらはぎが痛くなり、休むと回復し再び歩けるようになります。
Ⅰ度やⅡ度と同じような症状があったら、早めに医師や看護師に相談しましょう。
足先の色が悪く、じっとしていても足が痛み、夜もよく眠れなくなります。
足にできた傷が治りにくくなり、潰瘍ができたり、足先が腐って黒変してきます(壊疽と呼ばれます)
長期に透析を受けている方や糖尿病を併発している方の下肢閉塞性動脈硬化症は、重症化しやすいと言われています。症状が進むと、足を切断しなければならなくなります。早期発見・早期治療が大切です。