下肢創傷治療を行う上で皮膚灌流圧(SPP)をどのように活用するか?

(1)重症下肢虚血(Critical Limb Ischemia)に対するSPPを中心とした診断および治療について

CLIに対する診断および治療においては、血流改善と創傷治療の両者が必要です。
SPPは末梢血行再建術にて血流改善を行う医師(血管外科、循環器内科、放射線科など)と創傷治療を行う医師(形成外科、皮膚科、整形外科など)の共通言語として活用でき、下肢創傷の虚血状態が評価可能です。