SPP測定はどのように測定するか?(臨床上での注意点や考え方など)

(4)<具体例>

【注意事項】

  • 骨や腱の上に突出した部位は避けて下さい。
  • 測定部位に黒色や赤色のペンによるマーキングは避けて下さい。測定できない場合があります。
  • 患者が仰臥位の状態で検査して下さい。
    透析患者さんなどで、座位でなければ測定できない時は、以下を参考値として下さい。 正常の場合、仰臥位においてSPP値 80~90mmHgが、座位(下肢下垂)においては120mmHg程度に上昇します。
  • 検査を行う部位に応じて適切なサイズのカフを使用して下さい。
  • 患者の体温は検査部位と同じぐらいの快適/正常な温度でなければなりません。そうでない場合は、医師の判断により患者を毛布で覆って下さい。